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0歳からの保育園に不安しかないママへ。メリットとデメリットを考えてみた

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こんにちは、マタギちゃんです。この4月から、0歳で赤ちゃんを保育園に預けることになったママさんがたくさんいらっしゃることと思います。「こんなに小さい我が子を他人に預けるなんて…」ととっても不安ですよね。同時に「早く仕事に復帰しないと社会から隔絶されてしまうような気がする」と復職を心待ちにしていた方もいらっしゃるかと思います。

高齢出産で、待望の赤ちゃんを授かった私も、やっと手にした我が子をわずか3か月で保育園に預けて復職した頃は、上のような気持ちを同時並行して感じていました。そんなころを思い出しながら、0歳で保育園に預ける側の罪悪感や不安を少しでも軽減出来たらうれしいなと思い、自分なりの経験談をお話ししたいと思います。

0歳から保育園に預けるって、そんなにかわいそうなことなの?

夫の年収が多くて共働きの必要がない、貯蓄があるので子供が3歳までは自分たちで育児したい、というそれぞれの理由で自宅保育できる環境の方はとても恵まれていると思います。うらやましい!

ですが必要に迫られて「仕方なく保育園に預けざるを得ない」場合もありますよね。病気で自宅保育ができない、とてもじゃないが家計的に共働きしないとキツイ、仕事が好きで働いてないと私じゃなくなる、シングルマザーなので…

様々な理由で保育園に預けて働くことが必須の選択な場合です。うちは、私自身がフリーランサーで仕事を持っているので育児休暇手当などありません。働かなかった期間まるまるっと無収入になるのです。

21歳から働き始め、40歳までノンストップで働き続けていたので、これを機に休業しようという発想は一切なく、むしろ「休業でもしたら一気に業界から忘れ去られてしまうのではないか」という不安もあり、出産前から生まれてすぐ保育園に預けて働くことに全く疑問を持っていませんでした。

私の出産予定日は1月初旬でしたので、4月からの保育園にはギリギリ預かってもらえる月齢に達します。そこで、保活(保育園リサーチや見学申し込み)は前年の10月から開始していました。つまり、妊娠中の大きなおなかを抱え、区役所や近隣保育園に通って相談・見学をしていたのです。

その時はそれが当たり前だと思っていたのです。当時は「保育園落ちた。日本死ね」のツイートが話題になり、保育園に当選するのがとても難しい現実であり、もし1歳で預けることになったとしても、0歳から保活していた実績がある方が有利、くらいの気持ちで考えていたのでした。

区役所の担当者にも、「マタギさんの場合は自宅でお仕事されているし、PC仕事なので危険性も少ないし、保育園は難しいかもしれません」と言われていたのです。それでも激戦の東京都で、いろいろ勉強になるし「まあ、やっておいて損はないだろう」という感じで。

まさかの0歳で保育園決定。幸せなのに地獄の生後100日育児

無事出産し、3キロにも満たない小さな我が子を胸に抱いた私は、必死に新生児をお世話していました。ほぼワンオペの毎日、気合を入れて頑張っていましたが、体はボロボロのまま回復せず、メンタルは過剰なオキシトシン分泌のため産後うつとガルガル期を繰り返し、「子供の命守りたい。そして子供いとおしい幸せ。しかしツライし眠い」というジェットコースターのような浮き沈みの激しい日々をやっとかっと生きていました。

そんな中、「保育園決定」の知らせをもらい、「うれしい!この生活から解放してもらえる!」と同時に「エッ!こんな小さい子を預けて働きたくない!」という怒涛のジレンマが生まれました。時期にしてほんの2、3ヶ月だったとは思いますが、ろくにまとまった睡眠時間も取れず、ツライのに自由に通院することもできず、フラフラなのに赤ちゃんから一瞬も目を離せない生活は、幸せなのに地獄なのです。

世間から隔絶され、メンタルは常に何かに脅かされています。私の当時の小さな望みは、「たった一人で美容室に行き白髪を染め、その帰りに喫茶店でお茶をしたい」というものでした。

おっぱいが張るので、3時間以上赤ちゃんと離れられないのです!赤ちゃんが泣いていない時でも、「息をしているだろうか?」とか「今日はまだうんちが出ていない、どうしたらいいんだ!?」と心配ばかり。こんな拘束された人生は生まれて初めてだったのです。生まれてから最初の100日がこんなにしんどいとは思ってもいませんでした。(まあ、たった一人で育てていたせいもあるとは思いますが)

「私って母親失格?」罪悪感との闘い

なので、私は保育園が始まる日を心待ちにするようになっていました。でも同時に、「こんな小さくて、ただ転がっているだけの子供を、まったくの赤の他人に預けるなんてどうかしている!」「もし保育園で我が子に何かあったら、私は一生後悔するか、自殺してしまうだろう」くらいに悩みまくっていたのも事実です。

なぜか、こんなにも「男女共同参画社会」とか「女性も働いて社会を支えていく時代」とか言われている中でも、日本人の中には「子供はせめて1歳になるまでは母親がベッタリついて育てるべき」神話が根強く浸透しているようで、かくいう私も他人の赤ちゃんを見るとそう思ってしまうし、実際保育園で転がされている0歳児たちを目にしたときは「むごい!」と思ってしまったのでした。

誰も私のことを責める人はいませんでした。だけど、正直この感覚のせいで、「わずか3か月で子供を預けて働こうとしている私、母親失格」みたいな罪悪感を持ったまま、この先数か月間を生きていかなければなりませんでした。

不安の中で迎えた入園式、「おめでとうございます」と言われて目からウロコ

ワンオペ育児から、数時間でも解放されてうれしい。だが同時にかわいいかわいい我が子と数時間でも離れるなんて、寂しすぎる。ツラ~イ!私ってなんて不幸なの!そんな不安定な気持ちのまま、入園式当日を迎えた私たち母子。父親は仕事なのでここでもワンオペ保育園デビュー。

我が子は生後100日をやっと迎えたばかり。最近少しずつ笑うようになってきてますますかわいい。周りを見てびっくり、同じ0歳児クラスだというのに、4月や5月に生まれた同期生たちは、なんとヨチヨチ歩いているではないの!とても同じ年とは思えない成長差を感じる。こんな大きな子供と一緒にされたら、寝てるだけの我が子は踏みつけられたりしないだろうか?そんな不安をぶつけたくとも夫も横にいない。お父さんが来てないのうちだけだし…こんなかわいそうな子供はうちの子だけではないのか?

さみしい気分でいると、園長先生やスタッフの皆さんたちから「おめでとうございます!おめでとうございます」と声をかけられた。「え?おめでたいの?私はこんなに切ないのに……」

センパイ園児たちが、お祝いの歌を歌ってくれた。にぎやかな子供たちの楽しそうな合唱を、我が子は私の膝の上で目をキラキラ輝かせながら笑って眺めている。先生たちが、工作でかわいいお手製の動物たちを作って小さな演劇を披露してくれる。

「そうか、この子は、祝福してもらっているんだ!心から歓迎してもらっているんだ!」私は涙を流しながら感激していました。ほかのご家族たちとあいさつを交わし、全員で写真撮影をして、その日は解散。とても素敵な入園式でした。

プロによる万全な0歳児保育。むしろワンオペよりも安心

入園式からはあっという間に保育園生活がはじまり、心配する間もなく毎日が過ぎていきました。

「環境の激変で、突然死する赤ちゃんが、年間わずかではあるが、数パーセント存在する。だが充分に慎重に慣らしを進めていくので安心してほしい」という恐ろしすぎる真実が明かされている案内書を保育園から渡され、恐れおののきながらも慣らし保育がスタートします。

最初はママと一緒に1、2時間。翌日はママと一緒に過ごした後、赤ちゃんだけで1時間、という感じで1~2週間かけて、子供を保育園の日常に慣らしていくのです。心配もありましたが、向こうは全員乳幼児保育のプロフェッショナルです。看護婦さんもクラスに一人、常駐してくれています。12人の子供たちに、大人が4人体制で、さらに保育室は園長室が隣接しており、最初の数ヶ月間は、4人に加え園長と副園長も加わって細心の注意を払ってくれるのです!(保育園により差はあると思いますが、うちの園はこんな感じでした)

心配であれば、いつでもお迎えに行ってもよくて、廊下の窓から我が子の様子をずっと眺めていてもいいのです。

この手厚い保育の様子を知り、私もようやく念願の「喫茶店でゆっくりモーニングを食ながらべコーヒーを飲み、仕事のプロットを練る」というゆとりの時間を楽しむことができました。この時は、罪悪感はあるものの「ようやく社会の一員に戻れた」ような気がして喜びはひとしおでした。

すぐに保育園のバイキンの洗礼をうける。1年間は鼻水生活必至

保育園では0歳児であろうと、すぐに外の散歩に連れ出されます。首が座ったばかりの乳飲み子は保育士さんに抱っこ紐で抱っこされ、腰の座っている子たちは6人乗りのベビーカートに乗せられ、近所のグラウンドや広場、商店街や公園などに連れ出されるのです。これも希望者は様子を見学できる機会が設けられており、のぞいてみると約半分ほどの赤ちゃんはすやすや眠っていました。午前中の光はまだまぶしいのかもしれません。

生まれた時は透き通るように白い肌だった我が子も、あっという間に日焼けしていました(帽子はちゃんとかぶっているけど手などが焼けました)。この時は冷たい外気が子供の心肺機能を鍛え体を丈夫にすると知らなかったので、ひたすら日焼けや虫刺されを気の毒に思っていました。

保育室に戻っても、離乳食を食べている子供、電動バウンサーで揺られて眠っている子、まちまちですが、うちの子は本当にただ転がっているだけという感じ。たまに抱っこされてミルクを飲んだり遊んでもらったりしているだけです。

そんな感じで日々過ぎてゆくのですが、すぐに咳や熱が出たという理由で電話が鳴り、迎えに行くことが週に1~2回以上起こります。そのたびに、近所の小児科に通い薬をもらい飲ませます。翌朝も熱を測り、37.4度以上あると、せっかく保育園に連れて行っても預かってもらえません(そういう規則なのです!)

お迎えの時よく見てみると、床は赤ちゃんたちのよだれや鼻水でつねに濡れているし、おもちゃは共用で常に子供たちがしゃぶっていたりします。先生たちも、完全に子供どうしを隔離したり常に除菌ティッシュで拭いて回れるわけではないので、風邪などの菌を防ぎきれないのです!

「喘息かもしれない」と言われドクターの前で泣いてしまう事件

保育園に入園し、週の半分もまともに通えない日々はしばらく続きました。まだ小さな体で、夜中も咳をコンコン、息も苦しそうです。入園前はおっぱいを日に5回も6回もあげていたのに、園が始まると枯れてきてしまい、1日に2回わずかな量だけになってしまいました。

発熱で小児科に行くと「尿路感染かもしれない」「滲出性中耳炎です」「溶連菌かも」「乳糖不耐症」と様々な薬を処方され、常にずっとザイザルやBF顆粒、抗生剤などを飲まされている我が子。こんなに小さいのに、毎日薬漬けで、なんとかわいそうなんだろう。我が子をこんなに苦しめてまで、私は働きたいのか?!そんなに重要な仕事なのか?私のワガママなんじゃないのか?

どんどん苦しくなっていきました。家事も仕事もして自分を責めながら看病する日々に疲れ果てていたのです。そんな時、子供があまりにも咳が治らないのでいつもと別の小児科にかかった際、ドクターから「喘息かもしれません」と告げられ我が子の喘息にして苦しめてまで働こうとした自分に情けなくなり、私はその場で泣き崩れてしまいました。

しばらくして咳は収まり子供も元気になったので、喘息疑惑は晴れたのですが、あの悲しみは今も辛い思い出です。

それでも保育園はメリットがたくさん!

最初のうちは、こんなにも保育園に早退もせず休まず通わせることが困難なのかと、心が折れそうな日々が続きますが、その苦労を上回るほどのメリットもたくさんあるのでご安心ください。

・育児の悩みを相談できる相手が増える

まず、ワンオペで子育てしていたころは、悩みがあるとネットで調べるか、母親やママ友に聞く、保健所の〇ヶ月検診の時に質問する程度の解決しかできませんでしたが、保育園に通っていると毎日常駐の看護婦さんやベテラン保育士さんに質問することができます。毎日たくさんの園児たちと接しているので、さまざまな経験から的確な返事をもらえます。

・育児仲間が増え、役立つ情報も増える

それから、今までは数人しかいなかったママ友が11人も増えるのでグループラインを通して情報がたくさん得られます。「どこの小児科がお勧めか」「休日にどんなイベントがありどんなふうに子供と楽しめるか」「保育園で用意する○○はどこで買えるか」などの情報はすぐにだれかしらが答えてくれます。さらに、保育園イベントなど行き漏らしても、どなたかが必ず写真や動画などで情報と様子を共有してくれます。

・我が子の成長を共に喜んでくれる人が増える

まだまだあります。保育士さんや看護師さんも日々、我が子を注意深く見守り「今日の様子はこんな感じでした。こんなことができるようになりましたよ」と報告をくれて、ともに成長を喜んで見守ってくれるのです。

・自分のコミュ力が上がる・未就学児の扱いにも慣れる

それにさらには、同じクラスのパパ・ママたちも、上のクラスの父兄、兄弟たちも加わるのです。私の名前も知らない4.5歳児クラスの子たちが、私の子供の名前を憶えて抱っこしたりかわいがってくれました。(どうやら一番小さいクラスの0歳児たちはかわいいので人気があるらしい)

保育園は一つのコミュニティーです。たくさんの目が、愛情が、我が子を、お互いの子たちを見守り、愛してくれるのです!それらに付随することではありますが、自分も新しい人や子供と接するのでコミュ力が上がったり、子供の扱いに慣れて上手になるといった利点がありました。

・子供同士が日々刺激し合いたくましくなる

それから、子供同士が刺激しあうので、一人きりで育てているより成長が早い気がするということです。これはあくまで個人的見解ではありますが、0歳児といえど、他のクラスの上級生含めたクラスメートたちの中でもみくちゃにされて日々を過ごすので、たくましくなると考えています。

もちろんケガをさせる、させられる、病気をうつす、もらうリスクも多分にありますが、言葉やおもちゃの遊び方、食事の仕方や絵本の解釈など、様々な面で兄弟のいない私の子供は、刺激を受けていた気がします。

これは覚えさせたくない暴力や汚い言葉や見せたくないアニメなどの影響も受けるので、マイナス要素にもなりうるかもしれません。でも、お友達に意地悪をして、先生から叱られ、「ごめんなさい」を言うまで隔離される(といってもベビーゲートで隔たれた空間に移されるだけですが)という経験は、なかなか自宅では体験できないことです。

そしてうちの子供は、食が細くあまり食事をしないのですが、保育園のランチの時間、モリモリ食べる子供の前の席に座らせると、つられてご飯を食べる様になったらしいです。

・親だけではできない専門的な保育をしてくれる

そして自分たち親だけではできなかったような専門的な育児をしてもらえるということも大きいです。自宅で0歳の子供にクレヨンを持たせても、口に入れてベトベトに溶かしてしまうだけで画用紙に絵が描けるわけでもなく、悲しい思いをしました。0歳にいったいどんな工作ができるのかと思っていましたが、保育園では立派にいろんな工作作品が仕上がってました。これには驚きです。

・細やかな観察、ケアが行われる

自宅ではうつ伏せにして背筋を鍛えたり、寝がえりの介助をするだけの運動くらいしかさせなかったのですが、保育園ではマットでトンネルを作ってくぐらせたり、さまざまな筋力強化運動を専門の先生がついてさせてくれています。さらに毎月嘱託医が来て内科検診や歯科検診が行われ、身長体重も計測してくれ、自宅でみるよりも安心です。

・栄養士による適切な食事を与えてくれる安心感

最後に、もっとも助かったと感じることです。私のようなズボラ主婦にとって子供の栄養を考えた離乳食を、成長の度合いに合わせて与え続けるという非常に骨の折れる労力を、保育園は半分もサポートしてくれるのです!プロの栄養士さんが考えてくれた栄養食を与えてくれているという安心感が、たとえ自宅で子供が1食分まったく食べてくれなかったとしても、「保育園で食べているからいいか!」と気楽に構えられたことです。

・第一子は1歳から保育園を申し込むより0歳のほうが有利

そして、これは地方の保育園問題ではあまり重要ではないかもしれませんが、都心部では1歳から保育園に入れるのが大変困難なので、0歳で申し込んだ方が圧倒的有利ということも明記しておきます。

実際私の身の回りでも、1歳から保育園を申し込んだ方たちは軒並み落選し、復職を断念するか、もしくは認可外の高額な保育料の園に預けている方が多かった印象です。理由は、1歳児クラスの募集人員が少ないのと、その少ない枠を上に兄弟のいる子供が優先的に選ばれるためです。(同じ保育園に行けるので送迎が楽)

もちろんデメリットもたくさんある

ここまで私が感じた保育園0歳通園の良い点を書き連ねてきましたが、先ほどバイキンの洗礼を受けるなどやはり残念な面も多々あるのが現実です。

0歳の秋ごろには、まだ公園のお砂場もデビューさせていない我が子が、園での散歩中に落ち葉のプールと称した落ち葉のたまり場で落ち葉まみれになって笑っていました。いつもこうして遊ばせているとのこと。ショックでした。公園の砂も食べていました。

・母乳が思ったより早く枯れてしまい、ミルク代がかか

ほかのママさんも同じでしたが、長く母乳をあげられない悲しさがあります。本来母子ベッタリであれば、2年以上おっぱいをあげる人もいる中、やはり6時間以上も空けていると、自分でこまめに搾乳でも続けない限りは枯れてきてしまいます。赤ちゃんにおっぱいをあげる時間は本当にうっとりするくらい至福の時間だったので、とてもさみしいものです。

私は生後7か月ほどで、ほとんど出なくなってしまいましたので「今日でもう最後にする」と決めた日の最後の授乳の回は、悲しくて涙が止まりませんでした。生後100日まではあんなにしんどくてつらかった授乳ですけど、もうこの子に吸ってもらえないと思うと心が引き裂かれる思いでした。同時にミルク代がかなりかさみました。

・子供は思ったより早く成長してしまう、もっとゆっくり見守りたかった

それから、保育園に通うということは、自分も仕事に復帰するということです。締め切りなどに追われる日々が再開します。育児、仕事、家事とやることが増えて、ものすごい速さで毎日が過ぎていくので、あっという間に1年が終わってしまいました。もっともっとゆっくり子供の成長を味わい、記録に残したかったという後悔が生まれます

SNSを見れば、手作りのコスチュームを着た赤ちゃんに素敵なハーフバースデイの写真を撮影してあげてる写真などが目に付き、うらやましくて仕方ありません。手作りのおいしそうな離乳食。私にはそんな悠長な時間はあり得なかったのです。

他人の子供って、猛スピードで成長しあっという間に大人になってしまいますよね?じっくり関わっているつもりでも自分の子すらあっという間に育っていつの間にか親より友達を優先して自立していきます。うれしいことですがさみしくなります。なので、ママやパパにベッタリで甘えん坊で、かわいい盛りである0~3歳までの貴重な貴重な時間をもっともっと味わいたかった。

・他の子供と自分の子を比較して勝手に劣等感を抱いてしまう

自分が専業主婦で、ずっと子供と一緒に過ごせたならば、もっと一瞬一瞬を大切に、のんびり成長を見守ることができたのかもなと思ってしまいます。それから、これは自宅保育のお子さんが、児童館や保健所の検診などに出かけた時にも感じることの多い事項かもしれませんが「他の子供と成長を比べてしまう」というデメリットがあるように思います。

自宅でのびのび育てているときには気が付かないことでも、多くの同世代の子が集まる場では、自分の子の劣っている部分に目が行ってしまうのです。

「○○くんはもう歯が6本も生えてるのにうちは1本もない」

「○○ちゃんはもうこんなことができるのに、我が子はできていない」

こんな考えても仕方のないことが目に付いて悩むという悲しい思いを多々しました。今思えば、月齢が下手すると半年以上も離れている同級生とできることや身体的成長度合いを比べるのは実にくだらないことであるのに、12人も子供がいると、どうしても「自分の子が劣っていると思われたくない、先生方に迷惑をかけるわけにはいかない」というわけのわからない正義感だか虚栄心が働いてしまうのです。愚かなことで苦しんでいました。

・子供は受けてほしくない悪影響も受けて帰ってくる

最後ですが、私がもっとも嫌だったことの一つに「覚えてほしくなかったことを覚えてしまう」ということがありました。自宅では教えていないような言葉や流行もの、カルチャーを、保育園で覚えてきてしまうのです。

・思い描いたような理想の子育てはできない

人それぞれ、初めての育児にはそれなりの理想を掲げて臨むと思うんですよ。「こんな子になってほしい」という願いを込めて名前を付けたのに、いつのまにかわけのわからないあだ名で呼ばれている…とか、子供が全く思いもよらない方向性の個性を発揮するとか…そういう予期しないことが起こるとき、「保育園のせいだ」と思うことが多々あります。

まだ小さい赤ちゃんなのに私に暴力を振るってきたときも驚きましたが、さらにショックだったのは、うちの子供が年長クラスの子供(同級生の兄弟)にしょっちゅうキスされていたと知った時です。「かわいいから気に入られている」というレベルを超えていたので、びっくりしました。拒絶もできない年の赤子が知らない子供にキスされているとか、ちょっと愕然としました。でも保育園ならありうるのです。そこから風邪がうつるリスクもありです。

教えてもいないのに「カーモーベイベーあめりか♪」と歌っていた時も驚きました。もっと赤ちゃんらしい歌を歌ってほしかったのです!3年もたつと慣れますし、あきらめの境地ですが、最初の年は衝撃と絶望が大きかったです。

<まとめ>メリットは……

まとめると

・育児の悩みを相談できる相手が増える

・育児仲間が増え、役立つ情報も増える

・我が子の成長を共に喜んでくれる人が増える

・自分のコミュ力が上がる

・未就学児の扱いに慣れる

・子供同士が日々刺激しあいたくましくなる

・親だけではできない専門的な保育をしてくれる

・細やかな観察、ケアが行われる

・栄養士による適切な食事を与えてくれる安心感

・第一子は1歳から保育園を申し込むより0歳のほうが有利

<まとめ>いっぽうデメリットは……

・母乳が思ったより早く枯れてしまい、ミルク代がかかる

・子供は思ったより早く成長してしまう、もっとゆっくり見守りたかった

・他の子供と自分の子を比較して勝手に劣等感を抱いてしまう

・子供は受けてほしくない悪影響も受けて帰ってくる

・思い描いたような理想の子育てはできない

というかんじでしょうか。

ズボラな母親の強き免罪符、保育園

これは高齢出産だったせいかもしれませんが、最初の1年で子供が保育園に通っている間に私は体力がなかなか戻らず、骨折したり熱中症で倒れて点滴したりすることがありました。ワンオペの母親が突然倒れると、もし保育園にも入れなかった場合0歳児を放置したまま通院・休養せねばなりませんでした。あの時は閉園ぎりぎりまで保育園で子供を見てもらえて心から有難かったです。

小さな子供を他人に預けてまで働かねばならないのはツライことですが、子供は小さいうちにたくさんの雑菌や風邪菌に感染することで抗体を作って丈夫になり、寒気や日光を浴びて丈夫になることで、自律神経も鍛えられて小児ぜんそくやアトピーも自然と治るようになるそうです。(詳しくは喘息の専門医・久徳重和先生の著書参考)

最初の1年こそは、咳鼻水発熱で休んだり早退を余儀なくされた我が子も、翌年からは鼻もたらさず1週間フルに通園できるまでに丈夫になりました。

私のようなズボラだけど過保護な母と自宅にいるだけでは、我が子は栄養も偏り動画ばかり見せられて体力のない子になっていたかもしれません。お休みの日に子供と2人きりで過ごしてみるとわかるのですが、動画を見せずに子供と過ごすのがいかに難しいかということです。

自分の体調がすぐれない日などは、だらだらとリクエストされるままに4時間近くも画面を見せてしまっていることがあります。でもそんなときも「普段保育園で健やかな動画なし生活を送っているのだし、たまにはいいよね」と免罪符にしている場合もあります。

保育園を味方にして社会から愛されるこどもになってほしい

いかがでしたか!少しは0歳から保育園に入れる不安を解消できたでしょうか?もし後悔しても、保育園をやめることは自由なので、自分には合わないと思われた方は思い切ってやめる選択肢もあります。ですので気を楽にして、保育園生活をスタートさせてくださいね!

もちろん、自宅でじっくりとお子さんと向き合いしっかり関わる育児も素敵だし素晴らしいと思うので、そんなご家庭も、運動会や行事だけでも歓迎している保育園があるのでぜひ利用してみてください。「マイ・ほいくえん」として登録すれば、いろんな相談事にものってもらえる制度もありますので、自治体にお問い合わせくださいね。

0歳で預けても預けなくても、保育園という制度、コミュニティーを大いに活用して、子供たちを地域で、社会で愛される存在としてともに見守っていけたら素敵ですよね。まあ贅沢をいえば、親としても誇りをもって働く姿を子に見せながら育てていきたい。

それは私の理想ですが、働いていてもいなくても、命を育てていること自体が立派で誇れる仕事であり偉業だとおもうので、すべてのお父さん、お母さんは自分たちの偉業に胸を張って、子供とともにたくましく成長していきましょう!

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この記事を書いたライター

マタギちゃんさん

都内在住のフリーランサー。高齢出産で無痛分娩を経験しました。体力がなくて日々ヘロヘロになりながらも楽しく育児しています。

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