赤ちゃんってどれくらいミルクを飲むものなのか新米ママやパパにはちょっと想像がつきにくいですよね。そんな方のために新生児~12か月までの赤ちゃんのミルク量の平均をまとめてみました。吐くのを防止しつつ上手にげっぷさせる方法などもまとめてご紹介いたします。是非参考にしてみて下さいね。
目次
うちの赤ちゃんって必要なミルクの量を飲んでいるのかな?
自分の赤ちゃんが必要なミルクの量を摂取できているのか気になる
「うちの子のミルクの量ってどうなの?足りているの?」ママなら一度は考えてしまう問題です。ミルクを飲む量に個人差があるとは分かっていてもどうしても気になってしまう、親心ですね。満足して寝ているように見えるけれど必要なミルクの量を摂取できているのかってどうしても心配になってしまうんですよね。
赤ちゃんの平均的なミルクの量ってどれくらいなの?
初めての育児となるとわからないことだらけで何もかもが不安になってしまいますよね。では、赤ちゃんの平均的なミルクの摂取量ってどれくらいなのでしょうか?気になる平均的なミルクの量や母乳の量をご紹介していこうと思います。是非参考にしてみて下さいね。
母乳を飲んでいる赤ちゃんの平均的な摂取量
新生児期
1日目:20ml
2日目:30ml
3日目:40ml
4日目:50ml
5日目:60ml
6日目:70ml
7日目:80ml
以後80~100ml程度を日に8~10回ほど摂取する赤ちゃんが多いようです。これはあくまで目安ですが、体重1㎏あたり20ml程度の摂取量が平均的だと言えるでしょう。3㎏の赤ちゃんだと60ml程度飲んでいれば特に問題ないということですね。
1か月頃
80~120ml程度の母乳を摂取する赤ちゃんが多いようです。まだこの時期は1日の授乳回数が10回を切らない子もいるようなのでママは寝不足が大変な時期ですね。
2か月頃
2か月頃になると100~120ml程度の母乳を欲しがる赤ちゃんが多いようです。体重1㎏あたり150mlが赤ちゃんに必要な母乳の目安量なんだそうです。なので、5㎏程度ある赤ちゃんなら1日の平均摂取量は750mlほどになりますね。授乳回数が7~8回の子が多いようです。
3か月頃
3か月頃の1日の平均的な母乳摂取量は900~1100ml程度なので、赤ちゃんもかなりおっぱいを飲むようになってくる頃ですね。1回の母乳摂取量の平均は120~180ml程度のようです。授乳回数はお子さんによってばらつきがあるようです。
4か月頃
この頃になると授乳間隔が4~5時間程度あく赤ちゃんも少なくないようです。1回あたり160~200mlおっぱいを飲む赤ちゃんが多く、一日の平均授乳回数は5-6回なんだそうです。遊び飲みを始める子も出てくるので摂取量が安定しない時期かもしれません。
5か月頃
5か月頃の赤ちゃんは一回あたり180~220ml程度の母乳を飲むのが好ましいとされています。遊び飲みをしていると思ったときは一度おっぱいから離しましょう。ゴクゴクという音が聞こえなくなるのですぐにわかるはずです。
6か月頃
赤ちゃんも6か月になると歯が生え始める子がちらほら出てきます。離乳食を始めるママも増えてくる頃ですよね。この時期からは赤ちゃんの母乳の摂取量にそこまでの差が出てこなくなります。1回の平均的な母乳摂取量は200~220ml程度、一日の授乳回数は4~5回のようです。
7か月頃
7が月にもなるとほとんどのママが離乳食を取り入れて2回食になってくる子も多い頃ですね。1回の母乳摂取量は200~200ml程度で、平均的な1日の母乳摂取量は600ml~1100mlになってくるようです。赤ちゃんの栄養面を考えるのであれば母乳と離乳食の割合は7:3が好ましいみたいですよ。
8か月頃
この頃の赤ちゃんの母乳摂取量は7か月頃と大差ありません。しかし離乳食の摂取量が増加する赤ちゃんも増えてくるので1日に3回程度おっぱいをしっかり飲んでいるのであれば量はそこまで気にする必要がありません。
9か月頃
9か月にもなると離乳食が3回食になる子も増えてきますね。この頃になると赤ちゃんの1日の母乳摂取量のトータルは400~600ml程度になってきます。一回の授乳量は100~200mlが平均的なようです。
10か月頃
この頃になると栄養摂取の大部分を離乳食から摂取できる赤ちゃんも増えてきますね。ですが、離乳食を食べているからといってもまだまだ赤ちゃんです。離乳食のサポートをする意味でも母乳は赤ちゃんが欲しがった時にあげるようにしましょう。
11か月頃
11か月になると栄養のほとんどを食事から摂取するようになるのでおっぱいは赤ちゃんが欲しがった時にあげれば問題ありません。母乳を飲みたそうにしているようであれば飲ませてあげましょう。
12か月頃
この頃になると卒乳を促すママも増えてくるのではないでしょうか?母乳は赤ちゃんが欲しがる限り3歳程度まで与えるのが好ましいとされていますので、離乳食が進んでいても赤ちゃんが母乳を欲しがるならママの負担のない範囲で与えるようにしましょう。
母乳育児のメリットとデメリット
母乳育児のメリット
母乳育児のメリットをご紹介していこうと思います。母乳神話とまで言うのはどうかと思いますが、母乳育児には親子にとってメリットになることが多いんですよ。
乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症リスクが50%程度減少
母乳で育った赤ちゃんは乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症リスクが半分程度に低下したというデータがあります。乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを半減させることが出来るというのは母乳育児の最大のメリットです。
“母乳育児が赤ちゃんにとっていろいろな点で良いことはよく知られています。母乳で育てられている赤ちゃんの方がSIDSの発生率が低いということが研究者の調査からわかっています。できるだけ母乳育児にトライしましょう。
(引用:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html)”
赤ちゃんの病原菌から守る抗体が含まれている
母乳には赤ちゃんを病原体から守る抗体が少なくとも5つは含まれていると言われております。その中でも分泌型IgAは初乳に多く含まれており、赤ちゃんは自分でIgAを作る能力が低いので母乳から抗体を取り入れ病原体と戦うんだそうです。
“母乳を飲んでいる間でなく、離乳した後も長期間にわたって赤ちゃんを病気から守ってくれています。母乳を与えているお母さんが風邪をひいたりすると、お母さんが風邪のウィルスと闘うために作られた抗体が母乳を通して赤ちゃんに移行します。これらの抗体は、すばやく効果的に働き、重症になるのを防いでくれます。このような作用は薬以上の効果があるといっても良いでしょう。
(引用:秋山こどもクリニックhttps://www.akcl.jp/colum/co8cat0.html)”
産後の体の回復を早める
ママの体が母乳を作るときにオキシトシンというホルモンが分泌されるのですがこの成分は子宮の収縮をスムーズにする働きもあるので母乳を与えているママは産後の回復が早いと言われています。
“赤ちゃんにお乳を飲ませるとおなかの痛みが起こりますが、心配ありません。これは乳首を吸う刺激によって下垂体からオキシトシンという子宮収縮ホルモンが分泌されるためで、このように母乳を飲ませることは子宮の回復にもよいのです。
(引用:時事メディカルhttps://medical.jiji.com/medical/032-0028-99)”
スキンシップが取りやすい
母乳を与えるということは赤ちゃんとの距離が0距離になるのでスキンシップに効果的だという意見もあります。
“授乳によるスキンシップは、赤ちゃんとの信頼関係を築き、授乳中に赤ちゃんの健康状態をチェックすることもできるのです。母乳育児中の赤ちゃんは、お母さんさえ一緒ならば、どこへでも身軽に出かけられて、いつも新鮮で美味しくて温かく衛生的な食事 (=母乳) がもらえるのです。
(引用:前田助産院らくーなhttp://www.la-cuna.net/01_breast_care/breast_care007.html)”
コツを掴めば寝ながら母乳を与えられる
個人的に母乳育児のメリットは寝ながら授乳できることあるんです。コツと窒息させない注意は必要ですが、出来るようになるといちいち夜中に起き上っておっぱいを上げる必要が無くなります。おっぱいまるだしで問題ないのであればそのまま赤ちゃんと二度寝することもできます。かなり睡眠時間の確保が楽になります。
母乳育児のデメリット
では母乳育児のデメリットとはどのようなことなのでしょうか?母乳育児をする上で覚悟しなくてはいけないことをご紹介します。
乳首がめちゃめちゃ痛い
母乳育児をすると絶対遠いっていいほど乳首が荒れます。ひどいと割れてきたり血が出たりします。これは母乳育児の痛いデメリットなので母乳育児をするなら軟膏などを先に用意するようにしましょう。
完全母乳の場合外出先で困りやすい
完全母乳育児だと赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がることも多いので外出先で授乳スペースに困るんですよね。トイレで授乳しろという心無い人も少なくはありません。そうなると外出先が限られてくるのでこれは母乳育児のデメリットです。
授乳をパパに助けてもらえない
ミルク育児だと夜間授乳や休日の授乳をパパに助けてもらうことが出来ません。母乳育児だと睡眠時間や休息を確保しにくいというデメリットがあります。
粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんの平均的な摂取量
新生児期
1日目:20ml
2日目:30ml
3日目:40ml
4日目:50ml
5日目:60ml
6日目:70ml
7日目:80ml
以後80~100ml程度を日に8~10回ほど摂取する赤ちゃんが多いようです。ここは母乳の赤ちゃんもミルクの赤ちゃんもあまり変わりがありません。ミルクの場合少し平均よりも摂取量が少ない赤ちゃんがいますが、全く飲まないといった問題が起きない限り神経質になる必要はありません。
1か月頃
80~100ml程度のミルクの量を飲み切る子が多いようです。ミルクは甘く作られているので飲む量が少ないなと感じてもそれほど心配することはありませんよ。
2か月頃
1回のミルクの量は100~120mlに増え、一日の摂取量が700~800mlになる赤ちゃんが多いようです。一回に飲める量が増えるのでミルクの場合日に6回程度の授乳回数になります。
3か月頃
この頃になると1回の授乳で飲めるミルクの量がかなり増えてきますよ。1回あたり160~200ml程度のミルクを摂取する赤ちゃんが多いようです。授乳間隔があいてくるので少しだけママにも余裕ができ始めるころかもしれません。
4か月頃
この時期の赤ちゃんのミルクの量は1日トータルで800~1100ml程度が平均的なんだそうです。1回あたりの摂取量は180~220ml程度でかなりたくさん飲めるようになってきましたね。
5か月頃
5か月の赤ちゃんの平均的なミルクの量は1回あたり200~220ml程度、授乳回数は4~5回程度になってきます。ただし、遊びのみを始める子が一気に増える時期なので遊んでいると思ったら一度中断して、また欲しがった時にあげるようにしましょう。
6か月頃
ミルク育児の赤ちゃんは6か月になると1回に飲むミルクの量が200~240ml程度になるようです。離乳食を始めている場合、赤ちゃんのミルクの量は当然減りますが食べ物を口にしているのでミルクの量にはこだわらなくていいようです。参考までに、離乳食後のミルクは80ml~160mlが平均的なんだそうですよ。
7か月頃
この頃になると赤ちゃんは食事からも栄養を摂取するようになります。ただしまだ食事のみでの栄養摂取は難しいので少なくとも日に600~1100ml程度のミルクを飲んでもらいましょう。
8か月頃
8か月になると赤ちゃんはミルクだけで栄養を摂取することが難しくなってきます。積極的に離乳食を導入し栄養の40%程度を離乳食から摂取できると好ましいでしょう。1回のミルクの量は200~240ml程度で日に3回飲んでいれば特に問題はありません。器用な子だとマグマグストローが使えるようになってきますよ。
9か月頃
この時期になると赤ちゃんのミルクの量が一気に減ってきますよ。離乳食を食べる回数が増えるのでミルクだけに頼らなくてよくなってくるんですね。1回のミルクの量は100~200ml程度、1日の授乳回数が2~3回になる子が多いようです。
10か月頃
赤ちゃんも10か月になるといろいろなものを食べられるようになってきますよね。この頃の1回のミルクの量は100~150ml程度、1日の授乳回数が2回程度になることが多いようです。離乳食を進めていて栄養が偏っているなと思ったときは、フォローアップミルクを活用しましょう。
11か月頃
この頃になるとほとんどのママがミルクからフォローアップミルクに切り替えているのではないでしょうか?離乳食完了期の食事をフォローしてくれるフォローアップミルクを上手に活用することで少しずつミルクの卒業を促せます。
12か月頃
12か月頃になるとマグマグコップでフォローアップミルクを飲めるようになってくる赤ちゃんも増えてきます。離乳食をメインとしてフォローアップミルクを活用しましょう。赤ちゃんがミルク以外の飲み物を好んでいる場合は無理にミルクに頼る必要はありません。
粉ミルク育児のメリットとデメリット
粉ミルク育児のメリット
粉ミルクを利用して赤ちゃんを育てるメリットをご紹介します。上手に活用することでメリットとなる点もかなり多いんですよ。
母乳の出が悪い時も精神的負担を軽減できる
ミルク育児はママの精神的負担を軽減できるメリットがあります。母乳がたくさん出る人もいればあまり出ない人もいます。これは本当に個人差があるので与えてみないとわからないことです。だからと言って悪いことではないのですが、気負ってしまうママも少なくありません。
みんなで育児をする事が出来る
ミルクで育児をすると家族全員で育児を共有することができます。育児はママだけのものではないですよ。育児を義務のように考えてしまうパパも居ますがそうではありません、パパにも育児に参加する権利があるんです。祖母や祖父なども育児に参加しやすいのがミルク育児のメリットです。
赤ちゃんが飲んだミルクの量が正確にわかる
粉ミルクを使用していると赤ちゃんの飲んだミルクの量がわかりやすいというメリットがあります。目に見えるって安心できていいですね。
外出先でも場所を問わず授乳できる
母乳育児と違い粉ミルク育児は場所を問わず授乳できるというメリットがあります。お外でご飯を食べている時も道具さえ揃っていればその場で授乳できるのでとても便利です。
母乳では不足しやすいビタミンDを摂取できる
粉ミルクって昔の人が思っているよりも栄養価が高いものなんですよ。母乳に不足しやすいと言われているビタミンDを粉ミルクなら手軽に摂取させることができます。
“完全母乳栄養の子がビタミンD不足になりやすいのは、粉ミルクにはビタミンDが5.5~9.3㎍/100g程度含まれているのに対し、母乳のビタミンD濃度は0.3㎍/100g※2と少ないからだ。「母乳育児は感染症から身を守る免疫物質を与えられ、スキンシップが高まるなどのメリットがありますが、ビタミンDとビタミンKが少ないことが母乳の弱点」
(引用:日経doors https://doors.nikkei.com/atcl/column/19/020100038/032700020/)”
粉ミルク育児のデメリット
粉ミルク育児にも意外とデメリットってあるんです。粉ミルク育児でデメリットになりやすい事柄をご紹介します。
粉ミルクはお財布の負担が大きい
赤ちゃんのミルクを飲む量にもよりますがピーク時だと1か月あたり15,000~20,000円程度の金銭的負担を負うことになります。哺乳瓶や消毒用品も必要になるので初期投資も安くないというのが粉ミルク育児のデメリットです。
ミルクを作る手間がかかる
粉ミルクをミルクにするための手間がどうしてもかかります。これは実体験ですがあまりにも寝られない日が続くとたまに分量を間違えたりします。作り置きができないというのがデメリットかもしれませんね。
外出時にどうしても荷物が増える
粉ミルク育児だとどうしてもお出かけの時に荷物が増えがちです。しかし、きちんと持ち物を考えればコンパクトにすることが出来るので金銭的デメリットを除けば荷物の削減は可能です。
粉ミルクや母乳を赤ちゃんがあまり飲んでくれないのはおかしい?
赤ちゃんが全然ミルクの量を飲んでくれない…
「全然平均通りにミルクの量を飲んでくれていない…」ここまでの平均情報を読んでそう悩んでしまうママもいるかもしれません。しかし平均に達してないからと言って神経質にならないでください。赤ちゃんには赤ちゃんのペースがあります。そして個人差もかなり大きいんです。
赤ちゃんの食欲にも個人差がある
大人の食欲に個人差や偏りがあるように、赤ちゃんにも好みやミルクの量に個人差があります。母乳はママが食べたものに味が影響されると言われていますし、食生活を変えるだけで赤ちゃんの飲みが良くなったという話も聞かないわけではありません。粉ミルクの場合、赤ちゃんの好みの味ではなかったという事例もありまます。そんな時は粉ミルクのメーカーを変えてみるといいかもしれません。赤ちゃんの飲み方は個人差が大きいので、飲まないからと言って悩みすぎないことが大切です。
母乳やミルクを沢山欲しがらなくても悩みすぎないようにしよう
赤ちゃんがミルクをあまり飲んでくれないからと言ってそこまで神経質になる必要はありません。赤ちゃんは大人が思っている以上に気分屋さんです。「ちょっと今日はそんな飲みたい気分じゃないんだよね~」なんて思っている日もあるかもしれませんよ。体重が毎日減っているという問題でも起きない限りママはピリピリする必要がないんです。赤ちゃんが満足そうであればそれでいいんですよ。
背中に広がる悪夢…!赤ちゃんの吐き戻しを防止する方法
吐かないでほしい時に限って赤ちゃんの吐き戻しが起きる
赤ちゃんって吐かないでほしい時に限って絶対に吐き戻すんですよね。お気に入りの服を着ておでかけした時や、深夜の授乳で眠たくて眠たくて仕方ない時、狙っているのかと疑ってしまうレベルです。あの生ぬるい感覚はいつまでたっても忘れませんね。
吐き戻したことによって次の授乳時間にズレが出ることも
母乳やミルクを吐き戻してしまったことにより授乳時間にズレが出てしまうことがあります。飲み過ぎで吐いてしまった場合はあまり誤差がないのですが、吐いたことによって空腹を感じたまま寝られてしまうと次の授乳までの間隔が短くなる場合もあります。赤ちゃんが吐き戻してしまった場合は寝てしまう前に少しでも飲ませてあげることで授乳時間のズレを防ぐことができます。ただし無理に飲ませてはいけませんよ。
ミルクを吐き戻さずにげっぷさせる方法ってないの!?
赤ちゃんにミルクや母乳を与えた後にげっぷをさせなきゃいけないのはわかっているけれど、吐き戻しが怖い…!そんなパパやママも居ますよね。では赤ちゃんの吐き戻しを防止しつつ上手にげっぷさせる方法はないのでしょうか?何度も背中に吐かれるのは精神的にきついので上手なげっぷのさせ方があるなら知りたいと思っているパパママも多いはずです。
ミルクを吐き戻させずに上手にげっぷさせる方法とは
そもそもなぜ赤ちゃんは飲んだものを吐き戻してしまうのか
そもそも赤ちゃんはなぜあんなにも頻繁にミルクを吐き戻してしまうのでしょうか?それは赤ちゃんの胃の容量に原因がありました。産まれたての赤ちゃんの胃はサクランボ程度の大きさで5~7ml程度の容量しかありません。生後3日目でくるみ程度の大きさになり22~27mlのミルクが入るようになります。生後1週間であんず大の大きさとなり45~60mlの容量、生後1か月で80~150mlの容量まで成長します。しかし胃の形は大人とは違いお酒を飲むときに使う徳利のような形をしているので空気をうまく吐きだせないとミルクも一緒に噴出しちゃう、というわけなんですね。
ミルクを吐き戻すことなくげっぷさせる方法
では、どうすればミルクを吐き戻すことなくげっぷをさせることができるのでしょうか?参考になる動画を集めてみましたのでご覧になってみて下さい。
先輩ママ&先輩パパが試した効率的なげっぷのさせ方
育児本や動画の通りにやってもいまいち上手にげっぷをさせることが出来ない…。そんな方のために先輩ママ&先輩パパが試した吐き戻さないげっぷのさせ方を集めてみましたので参考にしてみて下さい。
母乳・粉ミルクどちらであろうとミルクの量にとらわれず自由な育児を
赤ちゃんの齢か月ごとのミルクの量や、吐き戻しが比較的少ないげっぷの仕方をご紹介しましたがいかがでしたか?参考になるものはあったしょうか?これらはすべて統計上のデータでしかありません。なので平均に縛られずまったりと楽しめるといいですね。
また、赤ちゃんの育児方針はご家庭によってかなり変わってきます。ミルクで育てたいご家庭、母乳で育てたいご家庭、混合で育てたいご家庭、様々だと思います。しかしどんな育児をしていても心無い言葉をかけられることがあります。
「ミルクのほうががいい」「母乳のほうがいい」それはその家庭で決めることなので誰にも文句を言われる筋合いはありません。そのような文句を言ってくる人はパパやママがどちらで育児をしようと難癖をつけてきます。なので母乳にするにしろミルクにするにしろ混合で子育てするしろパパとママが納得のゆく子育てをして下さい。そうすればきっと楽しい育児ができるはずです!