育てる

経験者が語る、子どもと二人きりの時間を過ごすことにビビっているパパたちへ

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みなさんこんにちは。とんびです。前回に引き続き、育児歴4年の私が、 “イクメン”になった経緯、経験談などをお伝えしようと思います。
前回の記事は下記を参照ください。

前回記事:イクメン文化を好きになれなかった私が「本当の父親」になるまで

前回の振り返り

さて、前回は、主に出産前~出産直後のこと、また、そこで起こった意識改革についてご紹介しました。

出産前、父親になることを甘く見ていた、というか、あまり考えていなかった私は、出産後の妻からの言葉によって、父親としての自覚を得ました。子育てに加え、家事の分担も増え、家族の一員としての役割を認識するようになり、今では父親業を必死にこなしています。

コロナ禍の今

今年、誰もが想像していなかった事態に世界が見舞われています。外出自粛が続き、仕事のテレワーク化が一気に進み、学校が一斉休校になり、子育てをしながら仕事をしていくことの大変な部分が増幅したことと思います。多くの企業がテレワークを導入し、家庭で仕事をしながら、子どもとともに過ごす、という場面も増えました。

とはいえ、私はテレワークとなることもなく、幸い保育園も通常営業で、妻も仕事に行きつつ、あまりコロナ禍前と違った生活とはならずに済んでいます。休日にショッピングモールに行くことを避け、公園に行く機会は増えましたが。その他、昨夏休日によく行っていた近隣のプールが今夏開園されないことが決まり、今年の夏はどうしようか、という感じです。

テレワークを想像してみる

現在、「アフターコロナ」なんていう言葉が出てきており、「新たな生活様式」に移行しています。今後、私もテレワークになるかもしれませんし、保育園も、少しでも具合が悪かったら登園を見合わせてください、なんていう風になるかもしれません。その時を想像してみます。

今、息子は4歳。テレワークで自宅にて仕事をするとします。子どもと家で一緒だとしましょう。おそらく、通常の仕事モードでの業務スピードは望めないでしょう。家で二人なのに、無視し続けることはできませんし、散らかっていく部屋を見ながら、気にならないはずもありません。そんな中、効率よく業務をこなすには何が必要でしょうか。

「自分の子どもについてよく知ること」、「家事の手なれ度」ではないでしょうか。

自分の子どもがどんな遊びなら飽きずにできるのか、どんなときは困ってしまうのか、イライラの原因はどんなことが多いのか、子どもの具合が悪いときは何に気を付ける必要があるのか。知らなければ、子どもにいい提案をすることができず、子どももこちらもイライラし、仕事に集中できないでしょう。

また、昼食などについても、普段家事をしていないと、手間取って時間ばかりが過ぎてしまいます。家事というのは、意外に時間がかかり、慣れないと労力も何倍も使います。

こんなことを想像すると、普段からやっておくべきことが見えてきます。

普段から子どもとふたりきりの時間をつくろう

奥さんが専業主婦だったり、共働きでも休日が毎回合ったりすれば、パパが子どもと長時間ふたりきりになる機会は、あまりないかもしれません。でも、前回も書きましたが、パパが子どもとふたりきりでいられるということは、いざという時はもちろん、普段でも奥さんが自由になる時間を作ることができて、外の用事をお願いできたり、リフレッシュにあてられたりと、いいことがたくさんあります。

今では、一日中子どもとふたりでいることを楽しめていて、ふたりだけの旅行を計画してみようかなどと考えられる私ですが、慣れないうちは大変でした。

1歳になる前に始まった、子どもふたりの時間

子どもが8か月になるころ、保育園の一時預かり制度を利用しつつ、妻が仕事に復帰しました。妻の仕事はシフト制、対して私は土日休み。土日は私が子どもを見ることになりました。

朝、妻が家を出ると、夕方帰ってくるまではふたりきり。もういろいろ忘れてしまっていることも多いですが(笑)、最初はなかなか大変でした。思い返してみると、その頃、子どもふたりの時間は、食事をしていてもゆっくり食べていることなど許されず、味がしなかったことを思い出しました。そのくらい、手がかかります。

子どもとふたりでのお出かけ

さて、ふたりだけの時間をどう過ごそうか。一日家にいて、お散歩して、昼寝して。毎回だと、飽きてきたりします。どちらかといえば、大人が(笑)。そんなとき、ふたりだけのお出かけを始めました。

コロナ禍の今、密を避けたり、公共交通機関の利用を避けたりと、お出かけにはとても気を使いますが、当時は今よりラクにお出かけができました。

まず、子どもとのお出かけは、荷物が多いです。着替え数着、スタイ数枚、ブランケット、おむつ、水筒、おやつ、抱っこひも、ベビーカー、など。長時間になるなら、離乳食も必要です。私は必然的にリュックスタイルで出かけていました。

屋内遊戯施設や、ショッピングモール、広めの公園、など。出かけ先の選び方で大切なのは、

“トイレにおむつ替えスペースがあること!”

日本では、まだまだ男性用トイレにおむつ替えスペースや、子どもを座らせておける場所が付いているトイレがない場所もたくさんあります。お互いに慣れてくれば、洋式トイレを使っておむつ替え、というのもできるようになりますが、はじめのうちは、男性用トイレにおむつ替えスペースがあるか、多目的トイレがある場所を選ぶといいでしょう。

お出かけ先を選ぶには、

→ お出かけ情報サイト「いこーよ」

https://iko-yo.net

→ じゃらんニュース

https://www.jalan.net/news/

を使ったり、検索サイトで「子ども お出かけ」で検索して見つけたりしていました。「子どもと出かけるコスパのいい場所〇〇選!」なんていうのが出てきますので、参考になります。

また、お出かけ時間で気を付けることとしては、昼寝の時間をうまく取り入れること。いつも、何時くらいに、何時間くらい昼寝をしているのか、知っておくようにしましょう。その時間はうまくお昼寝ができるようにしてあげると、リズムが崩れず、子どもも楽しく過ごせると思います。私は自動車での移動が多かったので、昼寝の時間を移動時間に合わせて、自動車で昼寝をしてもらったりしていました。長時間寝ると、どこかで停まったまま自動車から離れられない、なんていう状況になりますが。私は暇つぶしが苦にならないので、起きるまで自動車で過ごしていたことも多々あります。

外食という手段

子どもが離乳食で過ごせるようになったら、外食に連れ出すのもひとつです。ファミレスは、特に強い味方でした。

一日家にいて、子どもにかかりっきりとなると、自分のための食事やその片付けが結構めんどくさく感じました。そんなとき、外食にしてしまえば、作る手間、片付ける手間がなくなります。子どもには、瓶詰の離乳食を食べてもらい、落ち着いたところで自分の食事を採る感じです。ただ、子どもは落ち着いて座っていることなどほとんどないので、子どもにかまいながら、急ぎ目に食べることにはなりますが。結局、味わうことはできませんでしたね。それでも、家事ストレスから逃げられるので、メリットはありました。

子どもとふたりのとき、子どもが泣き止まない!どうする!?

さて、この状況、たびたび遭遇しました。話せるようになる前、ミルクでもない、おむつでもない、泣いている原因が分からない。。。こんなとき、赤ちゃんもなぜ泣いているのか、分からないのかもしれません。ただただ泣いている。ぐずっている。どうしようもないとはいえ、こちらも疲れているとイライラします。

たまに、ニュースで「イライラしてやってしまった。」などという理由で自分の子どもを傷つけたり、最悪殺してしまったり、そんなことが報じられます。実際に子育てをするまで、「我が子によくそんなことしようと思うな。」と思っていました。しかし、泣き続ける我が子、疲れている私、イライラがマックスになる経験をして、ニュースでやってしまった親の気持ちが、分かるような気がしました。辛かったんだろうな、などど、親を見る目も変わりました。ただ、本当に我が子に手を出すか出さないか、そこには雲泥の差があると思いますが。

話題がそれましたが、泣く子を目の前に、イライラがマックスになったとき、私はどうしたと思いますか?私は、スマホで動画を撮りました。そうすることで、自分の気持ちをイライラから少し逸らすこと、若干客観的に見られること、なにかをすることで、子どもだけに集中していたベクトルを分散させること、などの効果があったと思います。子どもには絶対に当たってはいけない、という思いで、なんとかしのぐ術はこれでした。ただ、性格は人それぞれですから、自分に合ったイライラの逸らし方を見つけることがいいと思います。泣いている子を放っておくことに罪悪感はありましたが、“傷つけてしまうよりはマシ!”と割り切って、客観視していました。

まあ、果たしてこれが子どもにとってどうだったのか、それは分かりませんが。きっと、もっといい方法はあったのでしょうが、育児本や育児番組などでは、きっと、「こうしたらいいよ」なんていうことを発しているでしょうが、こちらも人間、常に教科書通り、ベストな対応なんてできません。私は、それでいいと思っています。完璧を求めて親が疲れ切ってしまうより、うまく手を抜いて、楽しい時間を過ごせるように、その方がいいと思います。

子どもとふたりの時間で得たもの

まず、子ども番組に詳しくなります(笑)。それはさておき、子どものリズムが分かると、それに合わせることで子どものイライラが減り、つられてこちらのイライラも減り、楽しく過ごす時間を増やすことができました。また、時間の使い方も分かってくるので、やるべきことを効率よくこなせるようになりました。今の私なら、在宅勤務も喜んでやるでしょう。

ついでに、一日中家にいると、必然的に家事もやることになります。そして、家事に充てられる時間も限られるので、効率よく家事をこなすスキルが身に付きます。

そして何より、子どもとのきずなが深まります。やっぱり、何もしなくても、一緒にいる時間を共有するということは、心と心をつなぐうえで、大切です。この人にはワガママを言っても大丈夫だという安心感や、自分の味方だということを与えてあげることができます。注意された時も、どういうことはダメなのか、いつも一緒にいる人のほうが、注意も聞き入れやすいでしょう。

最後に、プレパパへ

これからパパになるプレパパへ。今回は、コロナ禍の今、そしてウィズコロナとアフターコロナを想像し、テレワーク、在宅勤務で子育てをしながら働くことから、子どもとふたりの時間を過ごす大切さなどをご紹介しました。パパと子どもだけの時間、パパはエネルギーが必要ですが、メリットだらけです。子どもと信頼関係が築けたり、子どもが何かに夢中になって一人で集中できることを知ったり、お昼寝のタイミングを知ったり、そんな事々が、在宅勤務を円滑にすることにもプラスになるでしょう。

子どもとふたりの時間は、とても大変で、人生で最も大事な“時間”を子どもに捧げることです。でも、その時間は、子どもとのきずなを深め、信頼しあい、お互いに成長する、大切な、大切な時間です。私の楽しみは、子どもが成人したとき、一緒に酒を飲みながら、オトナ同士で語り合うことです。そんな先のことを考えながら、ふたりの時間を、大変でも、イライラしても、過ごしていくことがとても大切なんだと思っています。

では、今回はこの辺で。

この記事を書いたライター

とんびさん

育児歴4年。男の子ひとりの父。地方都市に住む30代。職業は一般的なサラリーマン。趣味は野球、ゴルフなど。うまくないのだが、飽きずに続けている。独身時代は子どもが嫌いだったが今では、他人の子どもまでかわいいと思うように。育児を経験したことによって、仕事に関しても意識改革が起こり、今後も育児を通して自分がどのように変わっていくのかを楽しみにしている。

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